トルコは投資先としてやはり限界か?イスタンブールでの敗北の理由

おはようございます。たくぞうです。先日、こちらでもコメントしましたが、現在もエルドアン大統領が大暴れ中です。本日は、他人事なので面白いと思えるニュースを二つ見つけましたのでご紹介したいと思います。こちらこちらです。ただポジションを持っていて影響もあるので、そこまで面白くないといえば面白くないんですけどね。。正直何とかしてほしいです。笑

この後の流れが見えない

以前は、エルドアン大統領率いるAKPは選挙について「 トルコの選挙制度は世界一信頼できる 」と豪語していたにも関わらず、その結果が自分達が不利になると、不正があったとしてやり直しを求めるというのは、トルコ国民はどう思うのでしょうか?

特にこの近年は、エルドアン大統領は強権的な手法で反対勢力を厳しく弾圧をしてきましたが、今回の選挙での反対派の健闘は、トルコの民主主義が機能していると考えられます。

トルコ国民の気持ちはいかに?

こちらでエルドアン大統領の最大の敗因が紹介されています。その理由?は、「
経済の不振 」です。昨年の通貨危機でリラが暴落。そして、インフレは一時25%に達したましたが、この影響をもろに受けているのは都市部の住民です。2018年10~12月期のGDPは8四半期ぶりにマイナスでリセッション入りとなり、若者の失業率は20%を超えると見られています。実際の失業率はそれ以上ではないかとのことです。

ということで、そりゃイスタンブールでの選挙も負けるでしょうに?というは当然の結果です。エルドアン大統領は2017年の国民投票の際、「イスタンブールで躓けば、トルコでの足場を失う」 と言っていただけに、そのイスタンブールでの敗北はエルドアン大統領にとって大きな痛手であり、何とかして選挙のやり直しをしたいということに繋がります。

ただし、いままでエルドアン大統領を信じてきた人は、信じても何もよくならないどころかトルコの経済状況が悪化している状況の中で、トルコ国民はエルドアン大統領にどこまでついていくのでしょうか。

トルコリラ円の行方

実況中継でご報告しているトルコリラ円ですが、できれば21円に戻してほしいというのが、たくぞうの願いです。笑。ただしこちらでも紹介されていますが、今回、選挙のやり直しの有無でトルコリラは上下に2円程度動くことが予測されています。

あくまで予測なのでその通りに動くかどうかは不明ですし、勿論選挙が実施されずに今回の選挙結果を受け入れることは、トルコリラ高の大きな要因になります。

再選挙は6月2日かも

今回の選挙に不正があったと選管が認めれば、再投票は6月2日に実施されるそうですが、たくぞうは、本来は受け入れなければならない結果にも関わらず、 今回のニュースも含め選挙結果を不服として再選挙に強引に持っていく気がしています。

再集計の結果に不正がなかったといわれる中でエルドアン大統領は敗北しているわけですが、再選挙で「勝てる」という自信は、「不正してでも何としてでも次は勝つ」という風に見えてしまうのは、たくぞうだけでしょうか?笑

まとめ

今回のエルドアン大統領の選挙の敗北は、エルドアン大統領の経済対策の失敗であり、また再選挙を実施するればトルコリラ安を招き、結果トルコ国民の経済状況に影響するということは、トルコ国民が一番理解しているはずです。

昨年のトルコリラの暴落の際には、「もしドルや金を枕の下に入れているのなら、リラに両替すべき」と発言していますが、エルドアン大統領に言われたとしても、日に日に価値が安くなるトルコリラを国民が持っていようとは思わないでしょう。

こんな状況下で、イスタンブールで再選挙が行われるのか?また実施されたらその結果はどうなるのか?が、今後のトルコリラの行方に大きく影響することは間違いない事実ですね。